難民の保護と支援を行なう国連機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、世界規模の支援キャンペーンである「難民キャンプに明かりを届けよう」キャンペーンをイケアのお客さまとコワーカーがサポートしたことに対して感謝を表明します。今年はこのキャンペーンに1080万ユーロ(約14億円)の寄付が寄せられました。キャンペーンは世界各国のイケアストアで2015年2月1日〜3月28日にかけて行われ、キャンペーンの期間中、イケアストアでLED電球を1つお買い上げいただくごとに、IKEA Foundationは1ユーロをUNHCRに寄付しました。キャンペーンで集まった寄付金は、バングラデシュやチャド、エチオピア、ヨルダンで暮らす38万人の難民の生活改善を目的として、教育の機会や、太陽電池式の街灯、ソーラーランタン、その他の再生可能エネルギーソリューションの提供に役立てられます。
2014年に初めてキャンペーンが開始されて以来、その寄付金が支えた活動をいくつかご紹介します。
「世界中で家を追われ難民となった人の数は、第二次世界大戦以降初めて5000万人を超えました。そのうち1300万人の難民がUNHCRの保護を必要としています。このような状況においては、UNHCRの長年のパートナーであるIKEA Foundationの活動を通して得られる、世界中の一般の方からの支援がより一層重要になっています。このグローバルキャンペーンに参加してくださったイケアのコワーカーの努力と、イケアのお客さまの支援に心からの感謝を述べたいと思います。皆さまのおかげで、何万もの難民の人々に明かりを届け、暮らしを改善することができます」(T. Alexander Aleinikoff、国連難民副高等弁務官)
「イケアのコワーカーとお客さまのおかげで、何万もの難民の子どもたちと家族が持続可能なエネルギーと明かりを手に入れます。地球上でもっとも弱い立場にある難民の一部の人々が、家族で一緒に食事をしたり、宿題をしたり、コミュニティーの人々にとって重要な、親睦を深める集まりを開いたりなど、ごくあたりまえの活動ができるようになります」(Per Heggenes、IKEA Foundation、CEO)
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