UNHCR駐日事務所は「世界難民の日」(6月20日)の関連イベントとして、「PLACE OF HOPE 難民のものがたり展」を 6月15日(土)から23日(日)の9日間、二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区)で開催します。
本展では、子どもたちの視点を通して描くものがたりを中心に、「難民のものがたり」「平和」「共生」「多様性」 などをテーマにした本や絵本を、個人・団体からご提供いただいた情報をもとに40冊以上紹介。本を入り口として、難民の置かれている現状を考え、UNHCRをはじめとした難民支援をより身近なものとして感じてもらい、故郷を追われた人々に対する共感や支援の輪を広げることを目指しています。
著者・翻訳者、著名人、難民の背景を持つ方などからの紹介文を読みながら、難民のものがたりのページをめくってみませんか?
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本日公開の特設ページでは、展示で紹介する本に加えて、さまざまな分野で活動する方々からご紹介いただいた本を「ブックリスト」の中でご紹介しています。各界でご活躍される方々からお寄せいただいた紹介文もお読みいただけます。
※本展示でご紹介する本は個人・団体からご提供いただいた情報に基づいており、その内容についてはUNHCR駐日事務所の組織の見解とは関連がありません。また、UNHCR駐日事務所として特定の本や著者などについて宣伝・推薦するものではありません。
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■ UNHCR親善大使 MIYAVIの紹介本とコメント
『バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで』
ユスラ・マルディニ 著 /ジョジー・ルブロンド 著/土屋京子 訳/朝日新聞出版
紹介:MIYAVI(UNHCR親善大使/アーティスト)
「UNHCR親善大使として僕の仲間の一人でもある、シリア出身のユスラ·マルディニさん。「難民選手団」の一員として、五輪の旗を掲げる彼女の姿を見た人は多いと思います。故郷のシリアで水泳の選手だった10代の少女が、紛争で故郷を逃れるために海を渡ることを決断し、途中に沈みかけたボートから海へ飛び込み、一晩中ボートを押し人々の命を救った――。年齢や性別、経験なんて関係ない。強い意志があれば、なんだってやり抜くことができる。彼女の勇気とその生き抜く力に、ぜひふれてみてほしい」
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■「PLACE OF HOPE 難民のものがたり展」
【1】11時~11時40分「難民のものがたりの絵本を読んでみよう!親子おはなし会」
https://wrd2024-unhcr-storybook.peatix.com
【2】13時~14時「ホンマタカシさんの写真でたどる”1億1千万分の1”の物語」
https://wrd2024-unhcr-takashi-homma.peatix.com
【3】15時~16時「“同情”から “共感” へ――平田オリザさん・深田晃司さんと考えるこれからの社会に必要な「他者理解」」
https://wrd2024-unhcr-oriza-hirata.peatix.com
【4】18時~19時「難民と希望、これからの社会を描くものがたり」
https://wrd2024-unhcr-bookandmystory.peatix.com
◾️お問い合わせ
UNHCR駐日事務所・広報担当 林 [email protected]