国際機関の現場では、JPO(Junior Professional Officer)派遣制度を通じて派遣された若手人材が数多く活躍しています。本制度は、各国政府が費用を負担し、日本では外務省を含む複数の省庁が、国連をはじめとする国際機関に派遣を実施しています。
今回は、今年からJPOとしてUNHCRの現場で活動している4人の日本人職員に、それぞれが派遣されている国について聞きました。
第4回目はUNHCRザンビア事務所の渡辺栞です!
■ UNHCRの仕事について教えてください
現在、ザンビアのマンタパラ難民居住区で難民保護に関する活動に携わっています。特に今、居住区内で推進している活動の一つ、コミュニティサービスに取り組んでいます。これは、難民が自らコミュニティの難民保護に関する問題を見つけ、プログラムのデザインから内容の決定まで難民自身が主役となり、難民保護の環境を改善していくのが最終的な目的です。
■ 赴任した時の第一印象は
首都から車で約13~14時間のところに任地があるため、自然豊かな場所でかつ広大な青空がとても印象的でした。
■ザンビアについてより知るために取り組んでいること
ザンビアでも新型コロナウイルス感染症が拡大していますが、直接難民と相談し、彼らの状況を学びながら仕事を進められるよう、現場で活動するのが大切だと思います。
■ ザンビアのおススメ、教えてください!
白とうもろこしからできた「シマ」が主食で、基本的にシマとおかず一緒に手で食べています。いつかマンタパラのシマを試しに来てください!