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国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所は、6月20日「世界難民の日」に、日本各地のランドマークを国連カラーのブルーに染めるライトアップを実施します。
「世界難民の日(World Refugee Day)」は、難民の保護と支援に対する関心を高め、世界各地で行われているさまざまなアクターによる支援活動への理解を深めるために、2000年12月の国連総会で決議、制定されました。
2021年「世界難民の日」にUNHCRが掲げるテーマは“インクルージョン” 。“誰一人取り残さない”という理念は「持続可能な開発目標(SDGs)」でも重要なキーワードとして掲げられています。
世界が新型コロナウイルスの感染拡大に直面する中で、この危機に打ち勝つには国際社会が一つになり、一人ひとりが果たすべき役割を担っていくことがカギとなっています。
紛争や迫害により故郷を追われた人々は、コロナ禍でより高いリスクにさらされています。世界のすべての人の安全が確保されるためには、難民を含むすべての人の安全が確保されなければなりません。
UNHCRは難民を含めて誰一人取り残されることなく、すべての人が平等に、保健医療システム、教育、スポーツなど、生活にかかわるあらゆるサービスや機会にアクセスできる社会の実現に向けて、国際社会にさらなる行動を呼び掛けます。
6月20日「世界難民の日」、日本各地の自治体や民間企業・団体の皆さまの賛同、協力を得てブルーライトアップを行い、日本、そして世界に向けて、“インクルージョン”のメッセージを発信します。
難民を含むすべての脆弱な立場の人々が、保健医療、ワクチン、薬、心のケアなどのサービスに他の人々と平等にアクセスできるよう、各国政府やパートナー団体と連携して取り組みを進めています。
■ スポーツのチカラ
スポーツは故郷を追われた人の心の傷を癒やし、心身の健康を保ち、受け入れコミュニティとのつながりを深める役割も果たします。ジェンダー平等や教育の機会の拡大などの促進にもつながることから、難民支援の現場ではスポーツ関連の取り組みの導入が進んでいます。