昨日2016年5月26日、UNHCR駐日事務所は創価大学と難民高等教育事業に関する協定を結びました。本協定に基づき、2017年4月1日から創価大学はUNHCRが推薦する難民を毎年1名、正規奨学生として受け入れます。
創価大学はその建学の精神に基づき、世界の人々と尊重し合い連携して行動できる「創造的世界市民」の育成を教育目標として掲げています。その取り組みとして、国籍、性別、年齢、思想信条の異なる学生が日常的に交流できるキャンパス作りを進めています。現在では、52にわたる国から多くの海外学生を受け入れ、英語による講義や留学プログラムを学生に提供しています。本事業が難民の定住支援の一環としてのみならず、難民学生がより多様な学習の機会や知見を得ること、そして難民学生だけでなく他の学生や教師、職員にとっても、多様性や平和を学ぶ上で必要な見識を提供する機会となるであろうと考えています。
UNHCRは、奨学生として学ぶ難民学生が豊かな学習や人間関係を通して充実した学生生活を過ごし、創価大学での学びを自身の人生や社会で広く活かしていけるようになるだろうと期待しています。
▼難民高等教育事業(RHEP)についてはこちら(日本語)
http://www.unhcr.or.jp/html/rhep.html
▼About Refugee Higher Education program (English)
http://www.unhcr.or.jp/html/rhep-e.html