第6号 (XXVIII) -1977- ノン・ルフールマン *1

執行委員会は、

  1. ノン・ルフールマンという基本的な人道原則が、普遍的および地域的レベルで採択される様々な国際文書において規定され、ならびに、各国によって一般に認められていることを想起し、
  2. ノン・ルフールマン原則が、現実に広く遵守されている一方で、無視された場合もあるという高等弁務官の情報に深い憂慮の意を表明し、
  3. 正式に難民と認定されているかどうかを問わず、出身国に送還されると迫害を受けるおそれがある者についてノン・ルフールマン原則を国境および国家領域内双方において遵守する基本的重要性を再確認する。

*1国連総会文書No.12A(A/32/12/Add.1)に含まれている。