UNHCRは、UNHCRのグローバルパートナーであるファーストリテイリングが展開するユニクロなどと共催で、チャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」新コレクションの発売を記念した写真展「GLOBAL PHOTO EXHIBITION – PEACE FOR ALL」を、9月19日(木)から23日(月・祝)まで国連大学前広場で開催します。
2022年に始まったユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」は、「世界の平和を心から願い、アクションする」というプロジェクトの趣旨に賛同した著名人の方々が、それぞれの平和への願いをデザインしたTシャツを販売するものです。
利益の全額が、UNHCR、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付され、国際的な平和のための活動に充てられています。
エチオピアの難民キャンプで撮影
9月20日に発売される新コレクションは、国際的写真家集団のマグナム・フォトとコラボレーションし、会員写真家3人が、各団体が活動する支援現場やそこで暮らす人々の生活を独自の視点で撮影しました。
UNHCRの支援現場では、アフリカで最も多くの難民を受け入れている国の一つであるエチオピアをリンドグシェ・ソベクワ氏が訪問し、ソマリア難民が多く暮らすソマリ州アウ・バレ難民キャンプで人々の日常を記録しました。
写真展では、ソベクワ氏がUNHCRの支援現場で撮影した作品を含む全63点を展示し、「Tシャツを買って、着る」というアクションが、世界のどこで、どのように役立てられ、どのような人に力を与えることができたのかを鮮烈に伝えます。ぜひ会場へ足をお運びください。
◼︎「GLOBAL PHOTO EXHIBITION – PEACE FOR ALL」東京展
会期:2024年9月19日(木)~9月23日(月・祝)※19日は15:00開場、23日は16:00閉場
場所:国際連合大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
共催:株式会社ユニクロ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナル
特別協力:マグナム・フォト
◼︎マグナム・フォト:リンドグシェ・ソベクワ氏のコメント
被写体となる人々からは、学ぶことがとても多い。アウ・バレ難民キャンプの人々と仕事をして、「希望」、「夢」、「レジリエンス」が、表現したいテーマの中心になった。作品は、希望と明るい未来への約束を象徴する虹のメタファーに加え、ここで 出会ったある人の言葉から発展していった。これらの描写は、ソマリアとの国境を隔てたエチオピアのソマリ州に暮らす、ソマリア難民の日常の風景である