本日、ユニクロと国連難民高等弁務官事務所(以下UNHCR)は、難民支援のためのTシャツコレクション「Hope Away from Home」を発表しました。難民や受け入れコミュニティの若手アーティスト5人のデザインによるTシャツは、世界12カ国のユニクロ店舗で販売されます。Tシャツの売上の一部は、UNHCRの緊急人道支援活動に役立てられます。
Tシャツのデザインは、世界各地で避難を余儀なくされる難民や国内避難民などが、より良い未来に向けて見出す希望をテーマとした2023年の「ユース難民アートコンテスト」の応募作品4,000以上のなかから選ばれました。カナダ、フランス、ドイツ、インド、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スペイン、タイ、イギリス、アメリカのユニクロの一部店舗で購入可能です。
ケリー・クレメンツ国連難民副高等弁務官は、「どのTシャツのデザインも、力強い希望の物語を創造的に表現しています。このTシャツを着ることで、故郷を追われたより多くの人を救う活動につながることを知ってほしいと思います。UNHCRは現在、戦争や紛争、迫害から逃れてきた人々を支援するために世界135カ国以上、550の場所でで日々活動を行っています。皆さんの支援が重要なのです」と訴えています。
このTシャツの制作に携わった5人の受賞者は、ブルンジからアメリカに定住した難民のアシフィウィさん(14歳)、ハンガリー出身の人道支援活動家ヴィラーグさん(28歳)、ソマリアを拠点とするエチオピア難民のマワルディさん(20歳)、アメリカ出身のアフヤさん(14歳)、そしてタンザニアに住むコンゴ民主共和国出身の難民ジョーゼットさん(14歳)です。
アシフィウィさんは「友達は、私の希望とパワーの源です」と、戦火から逃れて世界各地に安全な場所を見つけた友人たちのことを語りました。彼は、「私たちは離れていても、心はいつも一緒。友達との思い出は、この先もずっと生き続けます」と友人たちに思いを馳せます。
今回の受賞作品は、難民、著名人、アーティスト、デザイナーからなる審査員によって選出されました。
女優のエラ・グロスさんは、自身のSNSで400万人のフォロワーに向けて「ユース難民アートコンテスト」について発信。「ユニークで素晴らしいデザインを見て、”希望”に対して、新しい視点をもつことができました」と語りました。
また、審査員を務めたUNHCR親善大使で世界初のシリア難民の女性パイロット、マヤ・ガザルさんは「難民問題に情熱を注ぐ若いアーティストたちのメッセージは本当に素晴らしく、世界中の団結と思いやりを目の当たりしました」とコメントしました。
UNHCRとグローバルパートナーであるユニクロの親会社であるファーストリテイリングは、2006年より難民への衣料支援、自立支援プログラム、難民雇用、啓発キャンペーンなどを通じて連携しています。今回のチャリティTシャツコレクションは、UNHCRの「Hope Away from Home キャンペーン 」とも連動しており、世界中の難民の権利を守るための緊急の対応と連帯を呼びかけています。
展開店舗:
日本: ユニクロ 東急百貨店さっぽろ店 | ユニクロ 仙台泉店 | ユニクロ 前橋南インター店 | ユニクロ 銀座店 | UNIQLO TOKYO | ユニクロ 原宿店 | ユニクロ 吉祥寺店 | ユニクロ 浅草店 | ユニクロ 御徒町店 | ユニクロ 新宿フラッグス店 | ユニクロ ヨドバシAkiba店 | ユニクロ PARK 横浜ベイサイド店 | ユニクロ 名古屋店 | ユニクロ 京都河原町店 | ユニクロ LINKS UMEDA店 | UNIQLO SHINSAIBASHI | ユニクロ イオンモール広島府中店 | ユニクロ 天神店 | ユニクロ イオンモール沖縄ライカム店
審査員(敬称略):
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