UNHCRと大学との連携強化に向けた活動の一環として、UNHCR駐日代表の伊藤礼樹が「UNHCR難民高等教育プログラム(Refugee Higher Education Program – RHEP)」のパートナー大学の関西学院大学を表敬訪問しました。
同大学はRHEPのパートナー大学第1号であり、これまで15年以上、難民の学生受け入れを続けてきました。RHEPの生みの親のお一人でもある故平松一夫先生をはじめ、関西学院大学の教職員の皆さんの熱意に支えられ、現在、RHEPは全国14校にまで広がっています(くわしくはこちら)。
今回の表敬訪問では、これまでRHEPに携わってきた教職員の皆さんと意見交換を行いました。
関西学院大学が第1校目として開始したRHEPが拡大を続け、教職員一同とてもうれしく思っていること、難民の学生たちが真面目に勉学に励む姿が、周りの学生や教職員の刺激になっていることなどの話がありました。
同大学が2025年春の開設を目指しているインキュベーション施設の計画についても共有があり、森康俊学長は「さまざまな国籍やバックグラウンドの学生との交流、起業家などの卒業生との連携強化を目指したい」と話されました。
また、学内には難民問題や人道支援に関心を持っている学生も多いとして、UNHCRやユース団体との連携についても意見交換を行いました。