UNHCRは、スーダンで発生している軍事衝突に対する国連事務総長の警告に賛同します。戦闘の影響がおよんでいる地域で暮らす、難民、国内避難民を含むすべての民間人の安全と危機管理に深い懸念を表するとともに、国連事務総長の声明と同様に、この争いへの平和的解決を求めます。
暴力の激化は、スーダン国内で支援を必要とする人々への人道的対応の妨げにしかなりません。また、この地域で故郷からの避難を余儀なくされている何百万もの人々の安定、解決策の遅れにもつながります。
事態の緩和が今すぐ必要です。
今回の戦闘により、世界食糧計画(WFP)の3人のスタッフが命を落としました。この悲劇的な事実を受けて、UNHCRはご家族をはじめ、関係者に心より哀悼の意を捧げます。
難民、国内避難民を含むすべての民間人の命を守り、また、人道支援者の安全が尊重され、必要な支援を届けることができるよう、UNHCRはすべての関係機関に呼び掛けます。
UNHCRは現時点において、一連の出来事により、近隣国に避難した難民についての報告を受けていません。しかしながら、私たちは引き続き、スーダンと域内での対応と支援に向けて、現場で体制を整えています。
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