2019年12月、スイス・ジュネーブで「第1回グローバル難民フォーラム」が開催されました。参加者は3,000人を超え、その中には難民当事者、750の政府代表が含まれています。
フォーラムでは長期的支援に向けた770以上の「宣言(pledge)」が提出されました。雇用、子どもの就学、政策の変更、第三国定住などの解決策、クリーンエネルギー、インフラ、受け入れ国・地域に対する支援など、多岐にわたる分野におよんでいます。
2023年12月に開催された「第2回グローバル難民フォーラム」では、日本が共同議長国を務めました。
日本からは、政府から企業、市民社会まで、幅広い分野の難民支援の担い手が参加し、40以上の「宣言」が提出されました(宣言のリストはこちら)。
次の開催までの4年間、共同議長国を務める日本は、社会全体で取り組む難民支援の推進に向けて、国際社会でのリーダーシップが期待されています。
【グローバル難民フォーラムの「宣言」とは?】
「難民に関するグローバル・コンパクト」の理念に基づき、グローバル難民フォーラムでは、各国政府やステークホルダーが実施中/計画中の長期的支援を「宣言」として提出することができます。
国際社会でさまざまな計画や事例を共有し合うことで、難民と受け入れコミュニティなど含めて、誰一人取り残さない、インクルーシブな社会の実現を目指します。