あなたの“創造性”を難民支援に生かしてみませんか―?
このキャッチコピーのもと、2020年からUNHCRが実施している「ユース難民アートコンテスト」。世界各地のユース世代が参加し、自身の「創造性」を生かして、故郷を追われた人々に想いを寄せて取り組んだ多様性あふれるアート作品が生まれています。
2021年のテーマは「スポーツを通じてひとつに」。人と人をつなぎ、希望を生み出すスポーツのチカラ。東京 2020オリンピック・パラリンピックに出場した「難民選手団」でも体現されたそのメッセージとスポーツのチカラは、難民支援の現場で生かされています。
本コンテストで最優秀賞を受賞した5作品はケニアのボール工房「Alive and Kicking」で製作されるサッカーボールのデザインとして採用。オンラインで販売され、収益の一部は難民支援の現場でのスポーツの取り組みに活用されています。
そして日本からも、この取り組みに賛同したユースが立ち上がりました。
最優秀賞の1作品、アフガン難民の少女ナディラさん(インド在住)がデザインしたサッカーボールを使って、18都道府県、40の学校・団体などの総勢約350人の有志が動画を撮影。北は北海道から南は長崎まで、動画内で順番にサッカーボールをパスしていき、故郷を追われた難民への想いをつなぎました。
今回動画に出演しているのは、これまで難民問題について学んできた子どもたちから、授業などを通じて難民支援に関心を持ち、行動を起こした大学生までさまざま。さらに、インドからナディラさん、日本から難民の方も、日本のユースからサッカーボールのパスを受け取りました。
動画内に出てくるそれぞれの“こだわり”や“工夫”も見どころです。日本のユースがひとつとなり、難民への想いをつないだ“ドリームボール”の動画、ぜひご覧ください!
<撮影協力(出演順)>
本動画の制作にご協力くださったすべての関係者の皆さんに感謝申し上げます。
Youth×UNHCR for Refugees | 羽曳野市立西浦小学校 |
順天中学高等学校 社会福祉部 | 明星大学 人文学部国際コミュニケーション学科 |
大分大学 準公認サークル The Circle | 名古屋経済大学市邨高等学校 社会科SDGs有志メンバー |
日本在住の難民 | 順天堂大学 国際教養学部 |
大妻中野中学校・高等学校 フロンティア・プロジェクト・チーム | 甲南高等学校・中学校 |
桜丘中学・高等学校 | 筑波大学 CLOVER~難民と共に歩むユース団体~ |
長崎大学 学生団体STARs | 武蔵野東中学校 |
山梨英和大学 Good Samaritans | 関西学院大学 J-FUNユースK.G. |
伊方町立三崎中学校 | 東京家政学院中学校・高等学校 |
陸前高田市立高田第一中学校 | 東村山市立東村山第六中学校 |
東京農業大学第二高等学校 | 筑波大学大学院 スポーツ国際開発学共同専攻 |
SIT Band – 札幌国際情報高校吹奏楽部 | 上智大学 Sophia Refugee Support Group (SRSG) |
Stay Woke with Refugees | UNAI ASPIRE 創価大学支部 |
岡山学芸館高等学校、清秀中学校 | 文京区立指ヶ谷小学校(6年生) |
早稲田大学 難民交流プロジェクト | 神田外語キッズクラブ、神田外語大学 |
アザレア・セブン | 兵庫県立神戸甲北高等学校 |
兵庫県立兵庫高等学校 | WILL2LIVE Seikei |
早稲田大学 学生オリパラプロジェクト「VIVASEDA」 | ソフィア オリンピック・パラリンピック 学生プロジェクト Go Beyond |
仙台育英学園高等学校 インターアクトクラブ | 広島県立加計高等学校 |
暁星小学校 | 熊本大学教育学部附属小学校 6年3組 |