国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所副代表・岸守一が、11月22日(水)午後4時20分から5時50分まで、広島市立大学にて「国際機関とNGOの連携」をテーマとした講演を行う。
講演では、UNHCR駐日事務所副代表の岸守が、難民問題の経緯と現状、UNHCRの取り組み、UNHCRと日本国内のNGOの連携のあり方などについて発表する。特に、新たな国際協力の取り組みとして、日本のNGOとの連携について、現状の課題や今後の方向性について説明するほか、具体的な事例として、今年6月に設立した 「日本UNHCR・NGOフォーラム(J-FUN: Japan Forum for UNHCR and NGOs)」の活動などについて紹介する。
また、岸守の発表に引き続き、(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン海外事業部長の高瀬一使徒氏による講演も予定されている。高瀬氏は、「J-FUN」の共同議長も務めている。
今回の公開講座は、広島県が主催し、平和貢献NGOsひろしまが企画運営する「国際貢献のための人材育成講座」の一環で行われるもの。全13回の講義のうち第9回目となる22日は、受講者以外も参加できる公開講座。国際貢献をしたいと思いながらも、きっかけがつかめないでいる多くの方々に向け、熱意を行動にかえるための実践者を養成するプログラムである。
《実施概要》
名称: 国際貢献のための人材育成講座 「国際機関とNGOの連携」
講師: UNHCR駐日事務所副代表 岸守一
(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン海外事業部長 高瀬一使徒氏
日時: 2006年11月22日(水)午後4時20分~5時50分
会場: 広島市立大学 (広島市安佐南区大塚東3-4-1 TEL: 082-830-1500)
主催: 広島県
企画運営: 平和貢献NGOsひろしま
後援: 外務省、広島県教育委員会、広島市、広島経済大学、広島市立大学、広島大学、国際協力機構(JICA)中国国際センター、(財)ひろしま国際センター、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)、国連訓練調査研究所 (UNITAR)、ひろしま平和貢献ネットワーク協議会
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