この度、大東文化大学において、「ステートレスネス・アカデミー:無国籍写真展ワークショップ」が開催されます。
世界に1000万人はいると言われる、国籍を持たない人々。その多くは、働いたり、公教育を受けたり、結婚して子どもを登録したりという、人間としてのごく普通の権利が守られず、長年拘禁され自由を奪われることすらあります。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では、2024年までに、日本を含め世界中で無国籍を無くすというI Belongキャンペーンを実施しています。ワークショップではUNHCRによる講義の後、参加者の皆さんに、無国籍について関心を高めるためにはどうしたらいいか、実際に考えていただきます。具体的には、世界中で無国籍の人々の写真を撮り続けてきたグレッグ・コンスタンティン氏の写真展(今秋に大東文化大学で開催予定)にむけて参加者同士で写真を選定するなどプランニングを行っていただきます。
主催: 大東文化大学
日時: 2017 年 7 月 14 日(金)午後 2~ 5 時
場所: 大東文化会館 〒175-0083 東京都板橋区徳丸2-4-21(東武練馬駅下車1分)
募集人数: 15名(先着。枠が限られていますので事前にお申し込みください)
募集期限: 6月30日まで(定員に達し次第締め切ります)
問い合せ・申し込み: 大東文化大学外国語学部事務室
〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
℡ 03-5399-7300 FAX 03-5399-7381
Email [email protected]
(お名前、ご所属、ご連絡先をご記載ください)
講師: 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 法務アソシエイト 金児真依
(かねこ・まい:日本、レバノン、パキスタン等で難民・無国籍者の支援に携わる。無国籍専門官としても勤務経験あり。)
プログラム(予定)
14:00 開会あいさつ
14:05 ステートレスネス・アカデミー趣旨説明
第一部 無国籍について学ぶ
14:10 無国籍に関するUNHCR講演(テーマ:無国籍者が人間らしく自分らしく生きられる社会をつくるには?無国籍を防ぎ、減らすには?)
14:50 休憩
第二部 無国籍写真展に向けて行動する
15:00 無国籍写真展の概要
各国写真についての説明
15:30 アイスブレイク
自己紹介・リーダーの選定など
15:40 グループワーク
テーマ「日本で無国籍についての関心を高めるためには、どんなメッセージを発信することが必要か?そのためには、写真展でどんな写真を掲示したらよいか?」
16:10 グループで話し合った内容を発表
16:40 講評
17:00 閉会あいさつ