日本政府は、緊急無償資金協力としてパキスタンにおけるアフガニスタン難民及び受け入れコミュニティ支援、そしてミャンマーのラカイン州住民及び避難民支援に、それぞれ300万米ドル(パキスタン)と250万米ドル(ミャンマー)を拠出することを決定しました。
この資金協力は、以下の活動の実施を目的としています。
パキスタン(300万米ドル)
• アフガニスタン難民に対する法的保護を目的とした支援
• 難民及び受け入れコミュニティの若者を対象とした職業訓練
• パキスタンの公的な医療施設及び学校への支援を通じた、難民及び受け入れコミュニティ支援
パキスタンで避難生活を送るアフガン難民
(C) UNHCR/Sebastian Rich
ミャンマー(250万米ドル)
• 避難民及び現地の住民の保護活動
• シェルター及び非食糧物資の支援
• 避難民を受け入れるキャンプの管理及び運営
• 避難民及び現地の住民の間の信頼醸成を目的とした各種のコミュニティ開発事業
ラカイン州で避難生活を送るロヒンギャの子どもたち
(C)UNHCR/Justine Hugues
これらの支援を通じて、UNHCRはパキスタンにおけるアフガニスタン難民、ミャンマーにおける避難民、そしてそれぞれの地域コミュニティに対する人道支援を拡充していきます。