東京(7月20日)発
–あなたのオンワードの服が希望をつなぐ毛布に– 「オンワード・グリーン・キャンペーン」UNHCR協力による難民支援活動報告
バングラデシュの難民支援のために引き取り衣料をリサイクルした毛布3,000枚を寄贈
株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役会長:廣内 武)は、 「オンワード・グリーン・キャンペーン」を通じてお引き取りした衣料をリサイクルすることによって毛布を生産し、UNHCR駐日事務所(東京都渋谷区 駐日代表:ヨハン・セルス)の協力のもと、世界の難民支援のために寄贈する社会貢献活動を実施しており、第一回目の寄贈として、バングラデシュへの毛布3,000枚の配布が終了いたしました。また、この取り組みに対して、UNHCR駐日事務所から オンワードホールディングスに対して、感謝状が授与されました。
「オンワード・グリーン・キャンペーン」は、オンワードグループが推進する環境経営の一環として、不要となったオンワード樫山の衣料をお引き取りし、可能な限りリユース、リサイクルすることで、 衣料品の循環を促進させる環境貢献活動です。さらに、回収した衣料から毛布を生産し、UNHCRの協力のもと世界の難民支援のために寄贈する社会貢献活動も実施しています。
2009年度は、25,608人のお客様から130,649点の衣料をお引き取りし、リサイクル61%・リユース39%で活用しました。リサイクルに関しては、衣料からリサイクル糸(再生繊維)を作り、この糸を 使用して毛布3,000枚、軍手54,500双を生産しました。
第一回目の難民支援活動は、バングラデシュを対象に実施しました。同国には約2万8千人の ミャンマー出身の少数民族であるロヒンギャ難民が難民キャンプにおいて避難生活を送っています。 また推定では20万人以上のロヒンギャ難民が難民キャンプ外にて生活をしています。 3,000枚の毛布は、2010年3月にバングラデシュに到着しました。その後、コックスバザールにある UHNCRの協力のもと、一ヵ月半かけて同地域にある難民キャンプと難民を受け入れているコミュニ ティや医療機関に配布されました。難民キャンプへの配布は、UNHCRのデータベースに基づき、 キャンプ内でも特に弱い立場にいる難民の中から家族内に成人男性のいない「女性世帯主世帯」450 世帯を選定しました。また、コミュニティや病院への配布は、それぞれの施設の規模に合わせて実施 されました。
※配布先と配布枚数の詳細は添付のプレスリリース(PDF)をご参照下さい。
寄贈先の反応は、配布した毛布の質や色がどの施設でも好評で大変喜ばれました。UNHCRには病院の院長、医師、責任者からお礼の手紙が届いているほか、地元の複数の新聞に配布の様子が掲載され ました。毛布の配布は、難民や病人といった弱い立場にいる人々に快適さをもたらすだけでなく、国や 地域の組織とUNHCRとのつながりを深める一助となりました。
オンワードホールディングス及びオンワード樫山は、今後もUNHCR駐日事務所の協力のもと、世界の難民支援活動として、毛布の寄贈を続けていきます。
※オンワード・グリーン・キャンペーン、毛布の配布先など詳細については添付のプレスリリース(PDF)をご参照ください。
以上
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本件に関するお問い合わせは、下記にお願いします。
UNHCR駐日事務所 広報室 (担当:守屋)
150-0001
東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学ビル6階
Tel: 03-3499-2310
Fax: 03-3499-2272
Email: [email protected]
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