UNHCR駐日事務所は、2016年6月に上智大学と難民高等教育事業に関する協定を結びました。 上智大 […]
UNHCR駐日事務所は、2016年6月に上智大学と難民高等教育事業に関する協定を結びました。
上智大学とUNHCRは、2014年10月に教育連携に係る包括的な協定を締結しました。上智大学は、同協定に内包される個別目標の実現に向けた取り組みとして、難民高等教育事業に参加することになりました。上智大学は2017年4月から同事業を通じUNHCRが推薦する難民を毎年1名正規奨学生として受け入れます。上智大学は、「叡智が世界をつなぐ」の言葉にこめられた理念の実現に邁進するという建学理念に基づき、「隣人性」と「国際性」を基調として、難民保護のための国際連帯を体現するために、同事業を実施します。上智大学は、人格の尊厳と基本的人権を認め合い、責任ある連帯感と超越的価値への謙虚な心構えをもって互いに人格を磨き合い、それぞれの持ち場で人類と世界の発展に奉仕する者を育成することを使命としています。その為、難民が入学することによって、難民に対する定住支援だけではなく、他の学生はもとより、教師や職員にとっても学びの機会が提供されるとの期待が高まっています。UNHCRは、この制度で入学した難民学生が、キャンパスでともに学んだ人たちと生涯を通じて学び合い、上智大学で学んだことを広く社会で活かしていけるようなるであろうと考えています 。
▼難民高等教育事業(RHEP)について(日本語版)
http://rhep.japanforunhcr.org/(国連UNHCR協会のサイト)
▼難民高等教育事業(RHEP)について(英語版)
http://rhep.japanforunhcr.org/en/(国連UNHCR協会のサイト)