マリでは、2012年1月に起きた政府軍と反政府軍との衝突により緊迫した状況が続いています。これにより40万人を超える人々が故郷からの避難を余儀なくされ、厳しい避難生活を送っています (2013年2月6日現在)。
このビデオは、マリ北部のモプティに国内避難民として暮らしている人々の声を集めたものです。彼らの多くは故郷に戻りたいと考えていますが、治安はまだ不安定で、水や食糧、燃料などの生活必需品も安定して手には入りません。「もし戻る方法があれば戻りたい。それがもし今夜だとしても構わない。もし戻る方法があって、食糧や水を得る術があるなら、戻りたい。」
2分弱ほどの映像です。故郷を思う国内避難民の人々の切実な声に、どうぞ耳を傾けてください。