スイス、ジュネーブ、2012年4月17日発、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は17日、女優のアンジェリーナ・ジョリー氏を国連難民高等弁務官特使に任命した。UNHCR親善大使としての10年間に40回以上、世界の現場を訪問。避難を余儀なくされた人の状況を深く理解し、精力的に難民問題を提起し続けてきた。
報道官によると「特使という新たな立場で、大量の避難民の原因となる大規模な人道危機に焦点をあてていきます。そして難民問題に関わる世界中の関係者とともに外交レベルにおいてUNHCRとグテーレス高等弁務官に代わり、発言することが期待されています」と発言し、特に困難で複合的な人道危機として、紛争によって避難を余儀なくされる人に対し恒久的解決策を促すことに務める予定であると述べた。
グテーレス高等弁務官は、彼女が現在のような困難な時に、特使任命を引き受けたことへの感謝を表明している。
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