ジュネーブ(12日):
ここ数か月イエメン北部サダー州の戦闘によって、すでに避難していた人々を含めて20万人に膨れ上がった。その多くは、とにかく安全な場所と支援を求めて避難してきている。
UNHCRは戦闘地域では活動できないので、あくまでも未確認情報であるが、避難民は口々に軍の衝突や空爆による、一般市民の被害の酷さを訴えている。
「最近避難してきたグループによって、すでに不足していたシェルターも支援物資も底をつきそうだ。21,000人が避難しているアル・マズラック第1キャンプも許容の倍の人数を受け入れていることは大きな懸念である」とUNHCRの報道官が述べた。
その他2か所のキャンプも非常に早いペースで混みあいはじめ、UNHCRは地元政府と第4のキャンプ候補地を確定する作業を急いでいる。キャンプの外には入りきれない避難民があふれかえっており、対応は急務である。
首都サナーにも避難民が逃れてきている。ここ数週間でおよそ500家族が到着し、すでに1万人以上いた避難民のグループに加わった。
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