南アフリカ、プレトリア(6月28日)発
Play4Africaは、スペインから南アフリカまで車で4カ月かけて渡った後、2000個以上のサッカーボールと4000足のサッカーシューズをUNHCRプレトリア事務所に贈呈した。
Play4Africaの取り組みにより送り出された8台の車はアルメニア湾を3月7日に出発した。何百万というアフリカの子どもたちが直面している貧困、幼児死亡率、スポーツをする機会の欠乏、HIV・エイズ、マラリア、水系の病気などの問題認識を高めることで、子どもたちの「遊ぶ権利」を促進するための旅の始まりであった。
6月26日、Play4Africaのチームは、プレトリアから10キロ離れたアトリッジヴィル(Attridgeville)町内のピース・カップサッカー選手権に出席した。ピース・カップは地域社会に根ざしたガブリ慈善運動団体(Xaveri Movement)によって企画された。
コンゴ難民であり、地域のまとめ役でもあるマーティン・マンデ氏(Martin Mande)は「ピース・カップの趣旨は、地元住民と難民との社会的結束を交流の中で促進していくことである」と説明した。「ワールド・カップは4年に1回だが、ピース・カップは毎年行われている。」
Play4AfricaからUNHCRに寄付されたシューズとボール、そしてその他のサッカーグッズはピース・カップと同様にその他の地域に根ざしたプログラム、学校や南アフリカ中にいる難民の保護施設に配布される。Play4Africaはまたスポーツ用品や蚊帳を、難民や国内避難民などを含めた弱い立場にいるアフリカ人に配布した。
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