UNHCRスペイン、マドリード(12月17日)発:
UNHCR親善大使のアンジェリーナ・ジョリーとヘスス・バスケスがスペインで対面し、60周年という節目の年を期にUNHCR職員、そして避難を余儀なくされている難民や避難民などに対し敬意を表した。
「UNHCRが創立60周年を迎えたこの週に、改めて世界中の難民、そして避難を余儀なくされている人が強さと勇気、そして寛大さと威厳を持った人であることを伝えていきたい。また長年、難民の保護のために働いてきたUNHCR職員に対しても敬意を表したい。」と16日マドリード事務所にて語った。
アンジェリーナ・ジョリーは自身出演最新作の映画「ツーリスト」のプロモーションツアーでマドリードを訪問。そこでUNHCR職員とスペインの難民認定制度や人口移動の傾向、第三国定住などその他の重要な事項について説明を受け、同時に意見を交わした。
さらにアンジェリーナ・ジョリーはスペインの人気テレビ司会者ヘスス・バスケスと対談。彼女の親善大使としての10年間の活動や経験について語った。バスケス自身も、2006年に親善大使に就任して以来、スペインで募金活動やチャリティー・アート・オークションなどのイベントを主催し、積極的に活動してきている。
UNHCRは12月14日に創立60周年を迎えた。1950年12月14日、UNHCRは第二次世界大戦後のヨーロッパにおいて、避難を余儀なくされた人の援助を行う目的で創立された。3年の任務の後、解散する暫定機関として活動を開始したものの、UNHCRの存続期限が撤廃され、今日では世界各地で何千万人もの保護や支援活動を行っている。
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