6月20日は国連の定める「世界難民の日」。難民の保護と支援に対する世界的な関心を高め、国連機関やNGOによる活動への理解と支援を深めるため、2000年の国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。
世界では今、難民問題が拡大・複雑化・長期化し、故郷を追われた人が1億人を超えています。「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念“誰一人取り残さない”世界の実現に向けて、私たち一人ひとりが難民問題に向き合うことが求められています。
2023年12月には、政府、企業、NGO・市民社会、自治体、難民などが一堂に会し、難民や国内避難民、無国籍者を取り巻く状況の解決策を議論する「第2回グローバル難民フォーラム(Global Refugee Forum: GRF)」がスイス・ジュネーブで開催され、日本は、コロンビア、フランス、ヨルダン、ニジェール、ウガンダとともに共同議長国を務めます。
4年に1度のGRFをリードする日本において、“社会全体で取り組む難民支援” を一層、促進すべく、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所は、2023年の「世界難民の日」にあわせて、自治体や企業、ユースなどと連携して、さまざまな啓発活動を実施します(下記は一部)。
✅ 詳細は「2023年世界難民の日特設サイト」をご覧ください
■ 「なんみんWeeks 2023」 SNS投稿大募集! #難民とともに
SNSを通じて「世界難民の日」に参加しませんか? ブルーライトアップや身の回りの“ブルー”を、ハッシュタグ「#難民とともに」をつけて投稿。故郷を追われた人々の希望をつなぎ、誰一人取り残さない未来をつくるため、あなたの想いを添えて投稿ください。
<UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)について>
1950年設立。紛争や迫害などにより故郷を追われた人々の命を守り、人権の擁護、生活再建などを支援。無国籍の根絶も任務とし、無国籍の発生防止などに取り組む。1954 年、1981 年にノーベル平和賞を受賞。世界約135カ国で活動。本部はスイス・ジュネーブ。https://www.unhcr.org/jp/