【#世界難民の日こいのぼり 共同プレスリリース】
ミャンマー・ヤンゴン出身で 1993年に家族と共に政治難民として来日した経緯を持つ、ファッションデザイナーの渋谷ザニー氏を代表とする「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」(UNHCR駐日事務所と岡山市が後援)が製作した難民の子どもたちの幸せを願うこいのぼりを岡山市で6月20日「世界難民の日」まで掲揚します。
■岡山市でのこいのぼり掲揚の詳細
- JR岡山駅(2階 東西コンコース内 東側天井):2022年4月26日~6月20日「世界難民の日」
- ルネスホール(正面玄関前):2022年5月2日~6月20日「世界難民の日」
■プロジェクトについて
- 概要
ミャンマー・ヤンゴン出身で 1993 年に家族と共に政治難民として来日した経緯を持つ、現在ファッションデザイナーであり国連UNHCR協会(※1)の国連難民サポーター(広報担当)として活動する渋谷ザニー氏と、1947 年の創業以来、岡山を拠点として全国約 700 社 にこいのぼりを製造卸販売し、日本の節句文化を支えてきた株式会社徳永こいのぼり、加えて、岡山在住の有識者等による共同企画で「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」 を設立。世界の難民の子どもたちの保護や幸せを願い、 両者の連携で特別なデザインのこいのぼりを製作し、難民支援の輪の拡大の啓発として、地元経済振興にもつながる難民問題啓発の形として、全国にアピールします。
(※1)国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)の公式支援窓口である特定非営利活動法人で、UNHCR 駐日事務所と協力して、日本国内で広報・募金活動を展開。UNHCRは、紛争や迫害などで故郷 を追われた人々の命を守り、基本的人権を擁護し、生活再建を支援する、の3つ柱で活動。無国籍の根絶も任務とする。
- 発足背景
国連が定める 6月20 日「世界難民の日」に向けた啓発強化および地域経済振興にもつながるプロジェクトとして発足。現在、ウクライナ危機により同国を逃れた人の数は既に 500 万人を超えます。同国のみならず、これまでも紛争や迫害により 8,240 万人が故郷を追われており、その約半数は子どもたちです。故郷を追われた難民の子どもや若者の中には、親と引き離され、故郷から離れた避難先で幼少期のほとんどを過ごす子どももいます。 こうした背景から、難民問題の啓発と、子どもの健やかな成長や立身出世、また幸せ願う 「子どもの日」「こいのぼり」との親和性に着目。子の健やかな成長を祈る「子どもの日」をきっかけに、6月20 日「世界難民の日」までの期間を、紛争や迫害で故郷を追われた子どもたちにも思いを馳せる機会とし、その象徴として本プロジェクトで製作の青いこいのぼり(※2)を中長期的に定着させることを目指します。難民問題の啓発はもちろん、こいのぼりの掲揚期間や需要の拡大も促すことから、岡山が支える日本の節句文化の復興・継承、ひいては地域経済振興にもつなげる狙いもあります。
(※2)男の子だけでなく、女の子も含めた難民の子どもを思って掲げるこいのぼり。
[主催]「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」
【プロジェクトメンバー】
代表:渋谷ザニー(ファッションデザイナー、国連UNHCR協会国連難民サポーター(広報担当))
共同代表:中嶋徳美(ルネスホール顧問)
幹事長:徳永夕子(株式会社徳永こいのぼり代表取締役)
顧問:逢沢一郎(岡山1区・衆議院議員、UNHCR国会議員連盟会長)
[後援] 岡山市、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所
■ 問い合わせ先
株式会社徳永こいのぼり 【Email】[email protected] 【電話番号】0869-93-1553
担当:永宗 洋(ながむね ひろし)
※ お問い合わせの内容に応じて、プロジェクトの主催・後援者間で調整してご対応させていただきます。