「今こそ想いの輪を広げるため、難民の人々のストーリーを伝え、エールでつながり、光をうみだすユースプロジェクト」
これは、日本全国の難民支援に携わる18の学生団体をつなぐプラットフォーム 「Youth×UNHCR for Refugees」が、2020年の「世界難民の日」に向けて掲げたコンセプトです。
同じ想いの学生・団体がひとつになれば、さまざまな声を広く届けることができる―。
これまでは、難民支援に取り組む学生団体が一緒に活動をする機会はほとんどありませんでした。しかし今年1月、「横のつながりを強めて、難民支援の輪をもっと広げたい」と、日本各地からUNHCRの呼び掛けの下に学生たちが集まりました。
そうして誕生したのが「Youth×UNHCR for Refugees」。新たに冒頭のコンセプトを掲げ、さまざまな方法で連携しながら積極的に活動を展開することになりました。
6月20日の「世界難民の日」までの数カ月間、学生たちは毎週オンラインで顔を合わせ、どうすればより多くの人に難民問題について知ってもらえるか、どのようなイベントが魅力的かを話し合い、学生自身の学びときずなを深めていきました。
そんな時に、世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大。当然、学生たちの活動にも大きな影響がありました。
しかし、彼らはそれを“チャンス”ととらえました。より多くの人に、どこからでも参加してもらえるように、イベントはすべてオンラインで開催することに。難民の故郷をテーマにした料理企画やクイズ、有識者を招いた講演会、イラストや写真を交えた情報発信など多岐にわたる取り組みには、日本のみならず海外からの参加もありました。
ZoomやInstagramなどのテクノロジーを駆使して、イベントの参加者たちと相互に密なコミュニケーションがとれたのは、こうした状況だからこそ。創意工夫あふれる新たなアプローチは、難民たちにまさに“希望の光”を生み出してくれました。
参加した学生たちからは、「他の学生団体と協力することで、日本各地でさまざまな形で難民支援が行われていることを知った」「今年の『世界難民の日』は、これまでより大きな反響を実感できてうれしい」などの声が寄せられました。
日本全国の志を同じくするユースがいつでも集まれるプラットフォームとして、これからも活動を続ける「Youth×UNHCR for Refugees」。「日本でより多くの人が難民について関心を持ち、理解と共感を広め、さまざまな形でつながっていけることを目指したい」。UNHCRはこのユースの活動を応援するとともに、難民問題という大きな課題に対して、未来を担う彼らと取り組みを進めていきます。
▶Youth×UNHCR for RefugeesのSNSもご覧ください。
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