世界では、解決しない紛争や迫害によって6500万以上の人が家を追われています。2016年に新たに移動を強いられた人は1030万人。1分ごとに20人が自分の住む家から、町から、国から逃げ出すという究極の選択を迫られていたことになります。
6月20日は国連「世界難民の日」です。毎年世界各地で、難民の保護と支援に対する世界的な関心を高める目的でさまざまなイベントが行われ、ここ東京では多くの方とともにシンポジウムなどを開催してきました。
今年は趣向を新たに、UNHCRと国連UNHCR協会が共催で、6月16日(土)に「世界難民の日」ソーシャル・アクションin渋谷を開催します。渋谷駅のハチ公前広場に、難民支援の現場で利用する最新の家族用テントを1日限定で設営。難民について「知る、広める、参加する」ことを目的に、難民のことを知らない一般の方々にも、日本からできるさまざまな支援の形をご紹介します。
知る:難民支援の現場で利用する最新のテントに触れて、避難生活を知る
広める:テントや難民キャンプの写真を背景に撮影して、SNSで広める
参加する:日本から国連総会への署名(#難民とともに)、寄付で参加する
本件に関する報道関係の方からのお問い合わせ先
UNHCR駐日事務所 広報 守屋由紀 03-3499-2011
寄付に関するお問い合わせ先
国連UNHCR協会 法人・渉外担当 鈴木夕子 0120-540-732
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【主催】UNHCR駐日事務所、国連UNHCR協会
【協力】シダックス株式会社、株式会社ユニクロ【後援】渋谷区
【日時】2018年6月16日(土)(雨天決行)10:00-19:00
【場所】渋谷駅ハチ公前広場
(JR東日本、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、東急東横線、
田園都市線、京王井の頭線)
【当日の流れ】
08:30-10:00 テント設営
10:00-19:00 イベント開催
(テント・援助物資展示、難民キャンプの写真展示、スタッフによる説明)
19:00-20:30 テント撤収
【知る、広める、参加する】
知る:難民支援の現場で利用する最新のテントに触れて、避難生活を知る
■当日はボランティアの皆さんとともに、難民の現場でも自分たちの手でおよそ60分で設営できるテントを設営します。
■テント内では、避難生活で利用する生活用品、フォトグラファー内藤順司さんがバングラデシュで撮影したロヒンギャ難民の写真を通じて、避難生活を想像できます。
■ユニクロの「全商品リサイクル活動」で回収した衣類がどのような形で届けられるか、実物に触れることができます。(雨天時はとりやめます)
広める:テントやキャンプの写真を背景に撮影して、SNSで広める
最新の家族用テント(5人家族)の中に入って避難生活を疑似体験したり、テントやヨルダンの難民キャンプを写したリアルなパネルを背景に、スマホなどで撮影し、SNSでのシェアを呼びかけます。
参加する:日本から国連総会への署名(#難民とともに)、寄付で参加する
2018年9月の国連総会で「難民に関するグローバル・コンパクト」が採択される場に、世界中から署名を集めるキャンペーンを実施中。氏名、メールアドレスをスマホなどで入力することで参加可能。
このキャンペーンでは以下の3つを提案します。
■シダックス株式会社は『命をつなぐワンアクション』として署名キャンペーン(#難民とともに)に賛同しています。その応援の一環として、2018年6月16日から20日の期間限定で、署名1件につき50円(栄養不良の難民の子どもたちに提供する栄養補助食品1パック分に相当)をシダックスがUNHCRに寄付します。
■渋谷の会場で署名した方にはUNHCRの特製リストバンド(非売品)をプレゼントします。
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