ジュネーブ 13日
アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、ハイチで起きた地震について、UNHCRは国際的な要請に応じ、支援する構えがあると表明した。
グテーレス国連難民高等弁務官は潘基文国連事務総長が述べた哀悼のメッセージに団結を約束し、壊滅的な被害が生じたことに「ショックと悲しみを受けた」と述べ、国連職員を含む多くの犠牲者がでていることことに対する懸念を表明した。
UNHCRはハイチに事務所を展開していないが、現地のNGOと共同業務は行っている。ラテンアメリカ・カリブ諸国の拠点であるUNHCRパナマ事務所は他の国連機関と連携し、緊急対応策を整えている。
ハイチは、カリブ諸島ヒスパニオラ島の西側3分の1を統治している。この国は西半球の中でも、最貧国のひとつとされ、最近のデータによると、国民の4分の3が1日2ドル以下で生活している。
今回の大地震は、2008年にハイチを襲い80万人以上が避難した巨大なハリケーンの復興の最中で起こった出来事であった。
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