アフリカ・タンザニア西部に位置するウルヤンクル難民居住区にて開催された駅伝から帰国した、瀬古利彦氏氏(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)アドバイザー)、有森裕子氏(国連人口基金親善大使)、早稲田大学の学生達など関係者による、報告会が行なわれた。この大会は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国連人口基金(UNFPA)などの 協力を得て行なわれ、ブルンジ難民や地域住民、元オリン ピック選手のジュマ・イカンガー氏も参加した。
今回の報告会では、駅伝を通してそれぞれの立場で感じたこと、この大会の意義、今後の課題などが語られた。タスキがコミュニケーションツールとなったことで、参加したものすべてに難民・人口問題に対する視点が広まったようであった。今回の駅伝の経験を通して学んだことに対して、「無関心にならない!忘れない!思い続ける!」と発言した学生のコメントが印象的だった。また第3回以降への期待、広く日本での啓発活動への期待も高まった。