スイス・ジュネーブ(6月14日)発、
キルギス南部の都市、オシュなどでの激しい衝突を避け、ウズベキスタンへ避難する難民を支援するため緊急支援対応チームを派遣し、救援物資を輸送する準備にあると発表した。
ウズベキスタン政府によると、11日から7万5千人以上の難民がキルギスから流入しているという。UNHCRは、すでにこの危機的状況において難民のニーズに対応しているウズベキスタン政府に支援を申し出、人道支援を歓迎すると受け入れられている。
アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は「キルギスの衝突を逃れた何万人もの難民、主に女性や子どもたちへの支援に対し、ウズベキスタン政府の受け入れへの前向きな対応を歓迎し、UNHCRがサポートしてゆくことを合意した」と述べた。
UNHCRの緊急支援対応チームは、事業展開やロジスティックの専門家、フィールド担当官などが編成され、即座に派遣される。UNHCRは、7万5千人の緊急ニーズに対応するため、ドバイの備蓄倉庫から緊急支援物資を空輸する。
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