日本政府は、緊急無償資金としてイラクの国内避難民支援に300万米ドルを拠出することを決定しました。
この資金協力は以下4項目を目的としています。
▼イラク、アンバールで避難生活を送る8万5000人の国内避難民の保護を目的としたモニタリングと、法的支援
▼アンバールで避難している女性と子どもに服などの支援物資を届ける(1万2000人分)
▼アンバールで避難している子ども1万5000人を対象とした精神面、社会面でのサポート
▼避難民が避難先のコミュニティでどのように受け入れられているか把握し、共存を促進する試み「C2RB: Conflict Resolution and Resilience Building Initiative」を推進する。
イラクでは2014年にISが北部ファルージャを占拠したのを機に、避難民が急増しました。日本からの資金協力はイラク国内で不安な日々を送っている人々の保護に充てられます。